ゲシュタルト崩壊/Gestaltzerfall

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゲシュタルト崩壊  

 

Gestaltzerfall

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鎮魂と復活/Requiem and Revival

 

3.11鎮魂と復活/3.11 Requiem and Revival

2012〜2018

360.0 cm x 1260.0 cm

ポスターカラー・紙/Poster Color on Paper

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鎮魂と復活 オーロラ(昇魂)/Requiem and Revival -- Aurora(Souls Rising)

2018

90.0 cm x 約500.0 cm x 5枚 / 90.0 cm x 500.0 cm (approx.) x 5 sheets

ポスターカラー・不織布 / Poster Color on Nonwoven fabric 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Work in progress/制作中

 

Time Out Tokyo (Page 28, Issue21)

 

 

 

 

 

 

 

Time Out Tokyo ( Issue 21)  Art and Culture (P28)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テレビ朝日「東京サイト」/tv-asahi "Tokyo-site"

 

 

テレビ朝日「東京サイト」にて放送された映像(2018年12月25日)です。

 

This video (December 25, 2018) broadcasted on TV Asahi "Tokyo Site".

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

批評掲載:スペイン美術評論家協会/Criticism : Asociación Española de Críticos de Arte

 

 

批評掲載/Criticism ↓

スペイン美術評論家協会/Asociación Española de Críticos de Arte

 

 

【日本語訳】

 

千葉蒼玄、東北の未来へ。書道の未来へ

 

 11月18日、東京都美術館で「見る、知る、感じる ー 現代の書」展が始まった。日本人が墨と筆を手にしなくなってから久しい。以前は単純に書くための手段だった書道、それは鉛筆、ボールペン、そしてさらにパソコンまで現れてしまった現代社会でどのような意味を持つのか。あくまで字を書くのか、それとも文字を超えた内面の表現を求めていくのか。書道会が突きつけられている課題はとても重たい。

 この展覧会に出品している書道家千葉蒼玄は

 「コミュニケーションの手段としてはその役目を終えました。これからは書道家の内部表現でしょうね。」

 この展覧会はその課題の答えを探している6人の書道家が新しい方向性を探したものになっている。あるものはあくまできちんとした文字を書き、あるものは完全に字を直感的にデフォルメして、またあるものは字の集合体を使って何らかのフォルムをつくりだす。一人一人の良し悪しよりも書道界全体の動きと、未来への生き残りをかけての動きが見られて興味深いものだった。

   キュレーターの田村は、

 「どこか一定の方向に向かうのではなく、それぞれの目的に合わせて分化してくのではないでしょうか。」

 と考えているそうだ。

 そんな千葉の作品は巨大な作品が二つ。白地をあの大地震の新聞雑誌の記事で埋め尽くした文字の波。実はかれは石巻市民、2011年のあの津波の被害者なのだ。彼自身は東京にいたが家は被害にあい、過去の作品が流されてしまったという。二週間後石巻に戻り被害地を見た。町中にダメージを受けた建築があり、その瓦礫には津波に流された新聞雑誌の記事がぺったりくっついていた。その思い出を作品にしたのがこの書道作品。

 「書いているうちに気がつきました。一週間後には津波はあっという間に忘れられ、みんなの本当の心配は原発なんです。」

 当時私はすでにスペインに在住、様々なデマがマドリッドを走り、恐ろしい津波のイメージ映像以外を見られなかった私はネガティブな想像に捕らえられ、数日眠られなかった。まさしくその状態だ。次から次へと文字が襲ってくる。やはり津波に襲われた仙台という町でこの絵を飾ったら、来場者の1割ぐらいがあまりにも辛い思い出を思い起こさせる、と批判されたことを語ってくれた。だが一連の悲劇から我々は逃げられない。帰る家を失った人たち、先の見えない原発問題。向かい合っていかなければならない問題だ。現実から目を背けるべきではない。

  無骨なまでに単純だが、それだけに見るものに力強く迫ってくる。最初にほんの2行3行だけ見たら自然と後ろにたって全体を見に走る。すべて読む必要はない。それだけで何を表現したいか伝わってくる。

 もう一つは黒地に赤いオーロラが浮かんでいる。なんと千葉はこれを、

 「書道だと思っています。」

 と言い切る。筆を使い線を使った表現だからである。確かに田村も

 「線(のダイナミズム)から書道家が五感を刺激されていることが見ているものが理解できるのが書道の醍醐味」

 とはいうが、もはや作品は明らかに抽象である。「書道」はここまで来ているのだ。

 作品は一義的にオーロラを表しているが、私には黒は「暗黒」や「悲劇」のシンボル、その中で生まれた赤の球体は「命」のシンボルに見えた。もちろん色だけではなく文字による津波作品の隣にあるからでもある。私にとって二つの作品は悲劇とそれをのりこえへての生命の誕生であり、私にとって両方とも見事な東北へのオマージュであり、見事な抽象表現だ。田村もなんだかんだ言っても、見るものに字かどうかはそんな問題ではないのでは、という。 

 新たな時代への書道の可能性を千葉蒼玄に見た。

 

2018年12月3日 スペイン

 

スペイン美術評論家協会 AECA・国際美術評論家協会 AICA

山田 哲(やまだ さとる)

 

 

制作映像(東京都美術館編)・Work in progress movie (Tokyo Metropolitan Art Museum edition)

 

 

 

制作映像・The movie

 

 

 

東京都美術館ホームページ

Tokyo Metropolitan Art Museum’s website

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Affordable Art Fair Amsterdam 2018

 

 

Affordable Art Fair Amsterdam 2018

 

KITAI KIKAKU booth #D18

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Texas contemporary 2018

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

texas contemporary 2018

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

復興大臣感謝状/Appreciation letter of Minister for Reconstruction

 

 

 

 

 

 

 

 

               作家として/As an artist

 

 

               石巻かほくの記事